もうすぐ糞みたいなバイトだからいやだなあ

努力はしないけどポテンシャルのある奴が成功するのか、ポテンシャルはないけれども努力をする奴が成功するのか、一体どっちだろうか。もちろんその努力やポテンシャルの程度にもよるだろうけれども、どちらかというと前者のほうが報われてほしい。というのは、ワタシ自身少なくとも努力はしないから。じゃあポテンシャルがあるのかと問われると、ポテンシャルがあるかどうかというのは自分自身まだ見定めがついていないので、自分にはポテンシャルがあればいいなあと、その可能性にかけたいと思う。

てゆうのはなにもボクが言っているわけではなく、家で飼っているオウムが言っているのだが、彼もかれこれ3週間ほどうちに飼われて随分成長したなあと思った。最初の頃は「こんにちわ」と話しかけてみても、「ゴンチチや」としか答えなかったのに、教育の甲斐あって今では「こんにちは」と話かけると「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し・・・云々かんぬん」という風に日本国憲法の前文を全て言いやがるので正直うっとおしい。そろそろ毒殺してやろうかと思う。

そういえばそのオウムちゃんの名前はというと、飼い始めた当初は様々な候補があった。例えば「アルベルト=バンデラス=コンスタンティヌス4世」略して「4世」とか、「大籠安倍仲麻呂ノ丞4世」略して「4世」とか、「順子」略して「4世」とか。けれども結局はそのオウムがやたらと憲法ばっかりを言いやがるので、「日本国憲法」という名前にしてやった。だから我々は彼の名前を呼ぶ時には「日本国憲法」と呼ぶ。もしくは親しみを込めて「憲法」と呼ぶ時もある。たまに「憲法」が悪いことなど(来客に挨拶しないとか)をすると、罰として彼のことを「拳法」と呼ぶ。こう呼ぶと彼は非常に気分が悪いらしく、しばらくは神経質そうに羽をちぎっては鳥語を喋っているけど、飽きてくるといつもどおりに「憲法」の暗誦を始める。けれども最近は憲法に飽きてきたらしく、アメリカの独立宣言の暗唱に乗り出した。その理由は彼は9条の暗唱のところで、随分とミスを連発しており、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に放棄し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを希求する」と放棄と希求をどうしても入れ替えてしまうらしい。いくらボクが教えてやっても、いつまで経っても覚えられないようで、結局は10条に移る前に独立宣言の暗唱をはじめた。

だからいい加減こいつを「憲法」と呼ぶのはよそうと思う。ジョニーとかにする。明日のブログのネタください。

(6月15日 19時17分)