午後の紅茶と午前4時

本当にしばらく書いていないと鈍ると思う。ブログを頻繁につけていた時期は数人から面白いねとか言われていたような気がするけれども、今、彼らのおメガネに適う文章が書けるかというとはなはだ疑問である。しかし、こんなにも暇な時間が増えている中、リビングでウイイレばっかりやっていてもいつか飽きることが分かりきっているので、もう一つの暇つぶしの手段としてブログの再開というのを今日の登校中の車の中で思いついた。だがなにが問題かって、私がブログを書くのをやめた理由というのが、ブログなんてなにを書いても自己顕示でしかなく、それがあまりにも気持ち悪く、憎たらしいものだったからで、よって他人のブログもあまり読まない。ことさら自分は特別な存在だ、みたいな感じで書かれているようなブログは。なんだかそいつの自己顕示欲を俺が満たしてしまっているようで。気味が悪い。だからボクがこうしてブログを書かなくなってしまった経緯を説明するのも自己顕示でしかなく、本当に途中でゲロを吐きたくなるのだが、それにも増して今後の暇の潰し方という一つの可能性として、ブログをかつてのように書いていって、それでブログを書くという行為に慣れ、ブログに対する気持ちの悪さを払拭しようという、多少実験的な試みとともにこのブログは成立する。

本当に気持ちが悪い。自分のことばかり書いている奴は、よくそこまで自分というのをワールドワイドウェブにのっけるな、と思う。さっきも、ブログを書かなくなった理由その2を書こうとしたのだが、途中でどうしようもなく気持ち悪くなって、自分のことを話すという行為が、それもとても瑣末な理由をこんなところで書くということに対して激しい憎しみを抱いてしまって、結局back space keyを連打することになった。瑣末だとは言うけれど、まあ地球だの宇宙だの熊田曜子のおっぱいだのに比べれば僕らの存在なんてちんかすみたいなもんだから、そんなちんかすの集合体が世界を形成しているから、自分に関わることはどんなことでも瑣末だし、それを語らずにコミュニケーションは成り立たないから、やっぱりボクのブログを書くということに対する憎悪は、多少やわらげられるべきで、不当な評価を下しているのかもしれない。だからまあ、リハビリだと思って、ブログを何日か書いてみようと思う。ただの暇つぶしに。

これだけ書いてるてめえこそ自己顕示欲のかたまりじゃねえか、とかつっこまれると思うし、そういうことをいろいろ考えるととにかく書けなくなる。しかも自分だけがブログを書くという行為にこんなにも憎しみを覚えていると思い込んで、そのことが、自分は自分を特別な存在だと思っているんじゃないか、とか考えるともうだめだから、こうやって全部気持ち悪いことも全部書いたら逆に気持ち悪さがなくなるのじゃないかなと思って、書いてみると確かに少し楽になったかもね。

とにかく、続くまで続けれたらいいなと思う。そして多分、あんまり見られたくないと思う。玉村の誕生日プレゼントを買ったが、奴は帰ってこない6月15日。